このカレーについて
牛すじと相性がいい牛蒡とこんにゃくを合わせ、さっぱりとした和風カレーに仕上げました。
塩の量を控えめにして醤油で味を調えることで、さらに和風感をアップ!
カイエンペッパーとブラックペッパーの辛味と山椒のシビレのダブルパンチが癖になります。
材料 (4皿分)
ホールスパイス
スパイスA
- クローブ:6粒
- スターアニス:2個
- ブラックペッパー:小さじ1/2
スパイスB
- クミン:小さじ1
パウダースパイス
- クミン:小さじ2
- コリアンダー:大さじ1
- ターメリック:小さじ1/2
- フェネグリーク:小さじ1/2
- カイエンペッパー:小さじ1/2
- ブラックペッパー:小さじ1/2
- 山椒:4ふり
食材
- 玉ねぎ(スライス):1個
- トマト缶:1/2缶
- 牛すじ:200g
- 牛蒡(ささがき):1/4本
- こんにゃく(細切り):1/2パック
- しょうが(牛すじ下処理用):2かけ
- にんにく+しょうが(テンパリング用):大さじ1
その他
- サラダ油:大さじ3
- 醤油:小さじ2
- 塩:小さじ1
- 水:200cc
- 酒:適量
作り方
食材の下準備
玉ねぎをスライスし、牛蒡はささがきに、こんにゃくは細切りにしておく。
※牛蒡とこんにゃくは中途半端な量を使っているので、加工済みのパックも便利。
牛すじの下処理
手鍋にお湯(分量外)を沸かし、牛すじとしょうが・酒を入れ、あくを取りながら40~60分ほど茹でる。
茹で時間は牛すじによりますが、硬さをチェックして茹で上げてください。
茹で上がったら一口大にカットしておく。
手順1
サラダ油とホールスパイスAを鍋に入れ、弱火でじっくりと香りを引き出す。
十分に香りが立ったらクミンを入れ、小さな気泡が出るまでじっくりと炒める。
にんにく+しょうがを入れ、焦げないように注意しながら香りを出す。
手順2
玉ねぎを入れ、中火で飴色になるまで15~20分ほど炒める。
トマト缶を入れ、水気が飛び酸っぱいにおいが落ち着くまでじっくりと加熱する。
手順3
牛蒡・こんにゃくを入れ、軽く火を通す。
下茹で済みの牛すじを入れ、なじませる。
手順4
パウダースパイスと塩を加え、しっかりと火を通しコクを出す。
※焦げないように火加減とさし水をしながら調整してください。
手順5
最後に水・醤油を加え、ひと煮立ちしたら完成!
ポイント
牛すじの下処理はじっくり時間をかけて
牛すじが硬いといくらカレーが上手く仕上がっても、美味しさは半減してしまいます。
じっくりと時間をかけて、柔らかくなるまで煮込んでください。
トマトの酸味を甘みに変える
トマトをしっかりと加熱することでトマトならではの酸味が飛び、より甘みが際立ちます。
スパイスカレーのベースとしてのトマトの酸味・コクは残しつつ、和風テイストへ寄せるために甘みを引き出せるのがベストです。
スパイスの火入れは丁寧に
パウダースパイスは火入れをせずに水に入れただけでは味に深みが出ず、美味しいカレーには仕上がりません。スパイスにまとまりが生まれ、香りが立つまでじっくりと火を通しましょう。
山椒の量には注意!!!
山椒は舌に残る独特の刺激が特徴です。量を入れすぎると舌が麻痺した感覚になり、スパイスカレー全体のバランスを崩しかねません。シビレ好きの方はお好みで追加してみてください。
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